マンション管理士試験は全部で50問。2時間の試験時間内に四肢択一方式のマークシートで解答し、60~70%の正解率で合格基準点に達します。出題されるのは以下の4分野。マンションの設備や構造に関する問いもありますが、多くは法令や法律に関するもの。『区分所有法』や『マンション管理適正化法』に基づく知識が重要になります。
【試験科目の詳しい内容について】
①マンション管理に関する法令及び、実務に関すること。
建物の区分所有等に関する法律(区分所有法)/ 民法(取引、契約等マンション管理に関するもの)/ 建築基準法/ 不動産登記法/ 都市計画法/ 消防法/ 住宅の品質確保の促進等に関する法律/ 被災区分所有建物の再建等に関する特別措置法/ マンションの建替え円滑化等に関する法律/ 中高層共同住宅標準管理規約/ マンション標準管理委託契約/ マンションの管理に関するその他の法律
②管理組合の運営の円滑化に関すること。
管理組合の組織と運営(集会の運営等)/ 管理組合の業務と役割(役員、理事会の役割等)/ 管理組合の苦情対応と対策/ 管理組合の訴訟と判例/ 管理組合の会計など
③マンションの建物及び附属施設の構造及び設備に関すること。
マンションの構造・設備/ 長期修繕計画/ 建物設備の診断/ 大規模修繕など
④マンションの管理の適正化の推進に関する法律に関すること。
マンションの管理の適正化の推進に関する法律/ マンション管理適正化指針など
マンション管理士試験に合格するには、上記のような法律を学ばなければなりません。記述式ではなく四肢択一のマークシートですが、“正解を導き出すには、正確に理解し記憶”しておく必要があります。
マンション管理士試験に確実に合格するには、日々の忙しさの中で少しでも多くの勉強時間をやりくりできるかがカギになります。どの時期(シーズン)にたくさん勉強できるのか? いつ、どこで勉強するのか?……具体的にイメージしながら勉強法を考えましょう。“マンション管理士は「通信」で”は理に適っていると言えますね。
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